オンラインカジノは稼げるのだろうか

最近ではオンラインカジノの人気が非常に高まってきていますが、本当に稼げるのだろうかと思っている人も多いかもしれません。
この点に関して言えば、確かにカジノは賭けであり、運次第の面があることは否定できませんから、100%確実に利益を上げられると保証するようなことは誰にもできないものの、世の中に存在する他の類似のギャンブルと比較すれば明らかに有利だということは言えます。

控除率について

どんなギャンブルでもそうですが、内輪で遊ぶようなものであれば期待値は100%でありそれ以上でもそれ以下でもないかもしれませんが、企業経営として行われるようなものは全て、控除率があります。
カジノも全くの無投資で始められるようなものではありません。
普通であれば土地代、建物の建設費や維持管理費、ディーラーなどの人件費、光熱費などがかかるのは言うまでもないことです。
これらはどのようにして賄われているかというと、プレイヤーが賭けに使ったお金からしか出どころはあり得ず、つまり賭けられたお金のうち一定部分はそのような運営管理費や利益などとして差し引かれ、残ったお金を賭けに勝った者の間で分配しているということになります。
この、運営管理費や利益などとして差し引かれる部分の割合が控除率です。

競馬や競輪などの公営競技の約25%から30%程度

代表的な日本のギャンブルである競馬や競輪などの公営競技では、控除率は約25%から30%程度です。
パチンコやパチスロは、建前上はギャンブルではありませんが、現実として換金できることは良く知られていますから控除率を計算しますと、店舗によっても差異はあるもののだいたい20%から40%の範囲内とされています。
つまり、賭けたお金の1/4から1/3程度、場合によってはそれ以上のお金が予め差し引かれ、残ったお金を勝った者で分配しているわけです。
国内ではこのようなギャンブルしかありませんからこれが当然というか、仕方なく思って遊んでいる人も多いに違いありませんが、この状態で平均して100%を超えるような払い戻しを受けている人、つまり平均して勝っている人というのは相当に強いということになります。
なお、あまりギャンブルと考えている人はいないかもしれませんが、宝くじもこの範疇に含めて考えて良いでしょう。
宝くじの場合、控除率は実に50%をこえます。
100円投資して、戻ってくるお金の期待値は50円を下回るわけです。

オンラインカジノの控除率は平均して5%程度

これは別に運営管理費や利益といった分類だけでなく、公共事業のために初めから差し引かれるお金が大きいことにも理由がありますから、この数字だけを持って無茶なことをしているとは言いませんが、純粋に賭け事として見た場合はあまり儲けなど期待できないということになります。
一方でオンラインカジノの場合、控除率はゲームによっても異なるものの、平均して5%程度に留まります。
場合によっては2%とか3%といった数字も珍しくありません。
このように低い数字が達成できる理由はやはりオンラインにあります。
運営のために土地代や建物代がかかりませんし、確かにコンピューターのソフトウェア代や通信費などはかかるものの、逆にディーラーなどの人件費もかからないため、運営管理費が極めて少なくて済むのです。
またローカルで運営されているわけではなく世界を相手にしていますから、相対的にわずかの控除率であっても金額としては十分に大きなものとなり、それで運営もでき利益も出せるという構図があります。

まとめ

このようにギャンブルにおいては極めて重要な数字である控除率が、文字通り桁違いに小さいために、オンラインカジノは他のギャンブルに比べると稼げると言えます。
いま他のギャンブルで遊んでいる人は、1日も早くオンラインカジノに切り替えるべきでしょう。